実際にモンテッソーリ幼稚園に通った事のある、我が家の体験をまとめていきます。
我が家の息子は、引っ越しの都合で普通の幼稚園とモンテッソーリ幼稚園の両方に通ったことがあります。
どちらも息子にとっては大好きな幼稚園で、大変成長させて頂きました。
そこで、我が家が体験したモンテッソーリ幼稚園の特徴を記事にしていきます。
モンテッソーリ幼稚園の特徴は?
- 「おしごと」の時間が確保されている
- 縦割りクラス
- クラスメンバー・担任の先生が3年間一緒
- 話し合いやスピーチの場面が多い
- 手先を動かすことを意識している
「おしごと」の時間がある
保育の時間にモンテッソーリ教具というものを使って、作業をする時間が確保されていました。
おしごとには、以下の5種類の領域がありそれぞれに目的があります。
おしごとの種類
- 日常生活の練習
- 感覚教育
- 数教育
- 言語教育
- 文化教育
教具は教室の棚に丁寧に整頓されて置いてあります。
おしごとの流れ
先生たちはおしごとを強制することはなく、園児が興味を持っていることにあった教具をすすめてくれます。
我が家の息子はおっとり系。
縫いさし、穴あけ、シール貼りをもくもくとしているみたい。
気になるポイント
縦割りクラス
3歳、4歳、5歳の異年齢の園児と同じクラスになる縦割りクラスになっています。
「上の学年の園児は下の学年の園児の面倒を見る」
「先生も上の学年の園児を信頼してまかせる」
下の学年の園児は自分にしてもらったことを、次の学年の時に下の学年の子にしてあげるいい経験ができます。
息子は一人っ子なので、縦割りクラスの環境は異年齢と密に関われて親としては嬉しかったです。
気になるポイント
クラスメンバー・担任の先生が3年間一緒
息子が通っていた、モンテッソーリ幼稚園は3年間クラスメンバーと担任の先生が同じです。
気になるポイント
クラスメンバーも持ち上がりなので、濃い関係性が築けそうです。
話し合いやスピーチの時間が多い
帰りの会の挨拶の際にみんなの前であいさつをしたい人が自主的に手を挙げて簡単なスピーチをする時間があります。
また、園児達に積極的に話し合いの場を設けるようにしています。
例えばこんな話し合い
- 運動会があると、どうしたら上手くいくのか話し合う
- 人気の教具があると、どうやって順番を決めるか園児達が話し合いで決める
話し合いや、自分から意見を言うなどといったシチュエーションを意識的にとられているように感じました。
はずかしがりやな息子もみんなの前で発言する機会が増えてきました。
手先を動かすことを意識している
- 制服やスモッグにボタンが付いている
- 年少さんからお箸を使う
- 布巾を絞って机を拭く当番がある
- お便りは自分で折りたたんで連絡袋に入れる
毎日のちょっとした身支度などに手先を使うおしごとがあるので、
自立心や挑戦する心が養われているなと感じる場面が多いです。
手先を動かすことを意識することで、脳にもいい刺激がありそう。
自分で「できた!」が毎日増えることは本人も嬉しそうです。
まとめ|モンテッソーリ幼稚園で自立心が芽生えた
モンテッソーリ園に通ってみて、普通の園よりも自立を目指す教育をしているなと感じました。
今回は我が家の息子が通ったモンテッソーリ主体の幼稚園でのお話です。
各々の幼稚園での活動内容や教育理念は違ってくるかもしれません。
ご参考までにご覧ください。
入園する際に読んだ本はこちら
参考になった本はこちら